今日は次のような考えを持つ人向けの記事です。
転職ってやることがたくさんあって、面倒に思う気持ちはとてもわかります。僕も25歳での初めての転職活動の時は、めんどくさがって1年ほど伸ばしてしまいました。。
できればサクッと簡単に終わらせたいですよね。
しかし、安易に転職先を決めてしまうと転職先がブラック企業だったり、入社後に「俺がやりたいこととは違う。。」となってしまう可能性が高いです。
一度ブラック企業に入ってしまうと、精神的にやられてしまいますし、再び短期で転職をすることになりキャリアに傷がつきます。
この記事では、転職は簡単に終わらせたい!でもちゃんとした企業に入りたい!と思う人向けに、下記の内容を解説します。
- 転職が簡単に終わった人とそうではない人の違い
- 転職を簡単に終わらせすぎたらどうなるか?
- 簡単に転職するために覚えておきたい3つの考え方
この記事を読んで、面倒な転職もサクッと終わらせるコツを身につけましょう!
Contents
転職が簡単に終わった人とそうではない人の4つの違い


控えめに言って面倒すぎますよね。。
しかし、周りをみていると、転職が簡単に終わった人と、そうではない人の違いがあるなと感じてます。まとめると以下の4つ。
- 自分が転職で得たいものが明確である
- 十分な数の企業に応募している
- 企業選びにある程度妥協している
- 書類準備、面接対策に時間をかけている
順に解説します。
自分が転職で得たいものが明確である
これが最も大事です。なんのために転職したいのかが明確じゃないと転職は長期化します。
これだと「現状が嫌だから逃げ出したい」というだけで、転職で何を勝ち取りたいかが明確ではありませんよね。
明確ではない状態で転職活動をすると、
- A社は給料は高いけど、労働時間長いから嫌だ
- B社は仕事は面白そうだけど、勤務地遠いし給料低いから嫌だ
などと決め手を欠いて、転職活動が長期化してしまいます。
十分な数の企業に応募している
転職先を厳選しすぎるのは良くありません。
どうしてもこの企業に行きたい!という気持ちは、その企業がダメだった時にメンタルがやられます。
転職も一緒で、絶対この企業じゃないとダメだという気持ちが無い方が、結果として良い企業に巡り会える確率が高まります。
僕も最初の転職の時には厳選して3,4社しか受けてなかったのですが、2回目の転職では20社以上はエントリーしました。
結果として、2回目の転職の方がより多くの選択肢から選んだので、納得感が高く転職を終えることができました。
ある程度妥協している
上の話とも少し被るのですが、完璧な転職先というのは存在しません。
仕事の内容、給料、労働時間、働く環境などどれかは自分の理想通りにいかない部分が出てくると思います。
その時に「まあ8割は理想の職場だからいいか」と思える人は転職をスムーズに終えています。
書類準備、面接対策に時間をかけている
書類や面接の準備をちゃんと時間をかけてやらないと、どこの企業も最終面接で落とされて逆に長期化してしまいます。
具体的には次のようなことを指します。
- 複数の転職エージェントと会って自分に合ったエージェントを探す
- 書類は何度もレビューをしてもらう
- 面接練習も対面で行い、志望度が低い企業を先にうけて場慣れをしてから本命の企業を受ける
ここら辺は自分一人でやり切るのは難易度が高いので、いかに信頼できる転職エージェントを見つけられるかが運命の分かれ道になってきます。
転職を簡単に終わらせすぎたら【悲惨な末路】
転職って、簡単に終わらせようと思えば、クソほど簡単です。
試しにリクナビNEXTなどの転職サイトに登録してみてください。下記は人手が足りないから求人が腐るほどあります。
・飲食やホテルのスタッフ
・ブライダルプランナー
・web広告の営業
例えば「web 広告 営業」で調べてみます。すると1,159件がヒットしました。

一例ですが、そのうち求人広告のタイトルは下記のような感じ。いかにも誰でも挑戦できそうなやりがいのある仕事っぽいですね。
異業種からの転職者多数!20~30代活躍中◆求人広告の営業
総合広告代理店の企画提案営業【未経験から活躍可能!】
一兆円市場で活躍するスキルを手に!【広告営業/Webマーケ】
ぶっちゃけweb広告の営業は人海戦術なので、会社も人を雇って稼働させればさせるだけ儲かります。
なので、ここらに応募すれば結構な確率で内定が出るでしょうが、残念ですが転職活動を簡単に終わらせたいと思ってる人は、ブラック企業のカモです。
「未経験歓迎!」「即日内定!」といった文言に踊らされて、実態は「やりがい」「自分の成長」「お客様のため」という美辞麗句に踊らされて使い捨てられる、、なんてことが現実にあります。
すると、次のような状態になってしまいます。
- キャリアに傷がつき次の転職しにくい
- 単純作業ばかりなので市場価値があがらない
- 最悪は鬱になって休職し人生詰む
さすがにリスクが高すぎですよね。なので転職活動を簡単に終わらせようと思いすぎるのは危険なのでやめましょう。
簡単に転職するために覚えておきたい3つの考え方
そうはいっても簡単に転職したい、、、と思う方向けに、次の3つの考え方を紹介します。これらを頭に入れておくと、簡単な転職ができます。
実際に僕自身も初めての転職活動の時には全然わかってなくて超非効率だったのですが、2回目の転職活動ではこれらを意識した結果、簡単に終えることができました。
- 力を入れるところ・手を抜くところのメリハリをつける
- 信頼できる優秀なエージェントをみつける
- 妥協するラインを決めておく
順に解説します。
力を入れるところ・手を抜くところのメリハリをつける
転職活動の中で最も力を入れるべきことは何か?と問われたら、間違いなく「面接練習」です。ここだけは最低でも全力を注ぎましょう。
自己分析や企業選びはエージェントが手伝ってくれますし、企業の軸が定まり切らなくても内定を複数とってしまえば、その中から選ぶだけです。
でも面接だけは、面接官と自分しかいない場での勝負なので、モロに実力が出てしまいます。
面接だけはしっかり時間をかけて準備しましょう。
信頼できる優秀なエージェントをみつける
ここが一番大事です。簡単な転職ができるかどうかは、いかに自分がやるべきことを代わりにやってくれる優秀エージェントを味方につけるかどうかにかかっています。
自分が転職活動を簡単にできるかどうかは、優秀なエージェントが付いてくれるかどうかにかかっています。
僕は2回目の転職では10人ほどのエージェントに会いました。そしてわかったのは、優秀なエージェントと微妙なエージェントだと、転職活動にめちゃ大きな差が出るということ。
優秀なエージェント | 微妙なエージェント | |
ヒアリング能力 | 転職理由などがまとまっていなくても、こちらの意図を汲み取ってくれて会話しながら整理してくれる | こちらがまとめて話さないと、整理してくれないので形式的な質問に終始する |
面談時の論理性 | 会話が論理的で、納得性が高い | 論理が飛躍しており、ただ単にエージェント都合の求人に流そうとしてくる感じが伝わる |
レスポンス | 早い | 遅い |
提案してくる求人の質 | ヒアリングがしっかりできているので、求人も的を射ている | ヒアリングがしっかりできてないので、エージェント都合の求人ばかり紹介される |
転職先への交渉力 | 企業側へのグリップができているので、入社時期の調整や給与交渉の点で有利になる | 企業をグリップできてないので、入社時期や給与についてこちらの要望が通りにくい |
ただ自分が担当するエージェントが優秀かどうかは運ゲーです。だから複数の転職エージェントに登録をして、自分が最も優秀だと思う人と付き合うようにすればOK。
妥協するラインを決めておく
先ほど「とりあえず内定を取ってから選べばいい」と言いましたが、最終的に入社するのは1社です。
内定を取った後に「本当はもっといい企業があるのに」といつまでも悩んでいると、転職活動が長くなってしまいます。
完璧な会社というのは存在しないので、少なくとも今の職場よりも良い環境だと思うなら、ある程度で妥協をして転職をするのがコツです。
では本日のまとめです。
「急がば回れ」精神で、転職活動を簡単に済ませたいならば、まずは遠回りに見えてもまずは優秀なエージェントを味方につける方が結果として早いということを忘れないようにしましょう!
- 転職を簡単に終わらせようと思えばいくらでも簡単になる。ただ、望まない会社に転職するリスクがでかい
- 転職活動の中でも、力を入れるところと他人に頼るところのメリハリつければ簡単になる
- そのためには、優秀なエージェントを味方につけることが必要
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今すぐに転職を考えていなくてもエージェントに登録をしないと損する理由
皆さんは、次のように思っていないでしょうか?
- まだ今の仕事で学べることがあるから、転職は考えていないからエージェントには登録してない
- 転職は興味はあるけど、エージェントに登録するほどでもないかも
- エージェントに登録すると、面談を受けろとしつこく勧誘されるから面倒臭い
- エージェントに登録をしなくても、自分で探せる
もしこう考えて、転職エージェントに登録をしていないならば、あなたはキャリアで損をしている可能性があります。
転職エージェントは、転職をしようと思った時に登録をするものではありません。むしろ今の仕事に真剣に取り組むためにも、転職活動をする前から登録をしておくべきものです。
僕は直近で転職意向がなくても、1年に1回は信頼できるエージェントと面談し下記内容を話しています。
- 直近の転職マーケットの動向
- 自分が今の会社で身につけているスキルが、他企業からはどう評価されているのか
- 今後フリーで働いていく為にはどのようなスキルを身につけておけば良いか
転職のみならず、仕事で成功を収める人は、常に自分の取り組んでいる仕事が外部からどのように評価をされるのかを知っています。
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