今日は次のような悩みをもつ人向けの記事です。
以前ベンチャーで新卒採用担当をしていたので、ベンチャーが学生向けにどこで企業情報を出しているのか、普通の人よりも熟知しています。
この記事を読むことで、ベンチャーの効率的な探し方と、経験者が語るオススメのベンチャーがどこかがわかります。
Contents
就活での効率のよいベンチャーの探し方

ベンチャーに強いサイトで探すのが鉄則【結論】
早速結論ですが、就活でのベンチャーの探し方は、まずは良質なサイトでいろんな企業にあたりましょう。オススメのサイトは下記の3つです。
これでほとんど良質なベンチャーは網羅している気がします。
その他のパッションナビやサポーターズは見てみたのですが、そこまで良い案件はないから一旦使わなくていいかなと。。。
合同説明会にいきなり行ってしまうのもOK
タイミングが会えば、いきなり合同説明会に行くという手もありです。
効率性ではサイトでの検索よりも劣りますが、自分でサイトを探すのは面倒…と言う方もいると思うので、それはそれでありです。
先ほどオススメしたONE CARRERやGoodfindでもベンチャーが集まる合同説明会が開催されているので、探してみましょう。
自分にあったベンチャーの探し方

自分にあったベンチャーを探すには選択の軸が必要
そんな悩みが出てくると思いますが、これは仕方のないこと。
いくら優れた情報が集まってるサイトでも、自分にとって良い情報を選択するためには選ぶ側の判断軸が必要です。
軸のブラッシュアップには社会人との対話が効果的
オススメなのは、ベンチャー経験者に話を聞きつつ選択軸をブラッシュアップしていくことです。
一人で黙々と作業して自己分析を続けるのはかなりしんどい作業だし、どうしても視点が偏ってしまいがち。
学部やサークルの先輩に直接依頼してもいいですが、今はOB訪問サービスや就活エージェントサービスが充実しているので活用しましょう(OB訪問のやり方の詳細はこちら)
優良ベンチャーの探し方

とりあえずメガベンチャーはオススメ
と思う方は、メガベンチャーをみておきましょう。ここ行っとけば間違いないかなと。
実際に僕も15人程度のベンチャーからメガベンチャーに転職しているのですが、ベンチャーのようなゴリゴリの成長環境と、大企業ならではの周りからのフォロー環境があるのはかなり居心地が良いです(メガベンチャーの詳細についてはこちら)
就活のプロにお願いする
就活のプロ=就活エージェントを使うことで、自分に合ったベンチャーを簡単に絞ることができます。
ベンチャー企業の数はかなり多く、ぶっちゃけ学生の時にはどのベンチャーがいいのか判断基準を持つことは難しいでしょう。
とはいえ、必ずしも就活エージェントが勧めてくる企業=あなたに合った企業とは限りません。中には質の低い就活エージェントがいるのも事実なので、
- 信頼できる会社にお願いすること
- エージェントの情報はあくまで一次フィルターで、そのあと自分で選別しなければ意味がないこと
を強く意識することが大事です。
就活エージェントの比較記事はこちらで書いたのですが、どれか一つであればカウンセリング力に強みのあるキャリアチケットがオススメです。

キャリアチケットは量より質の就活エージェントで、カウンセリングの丁寧さに定評があります。
運営元のレバレジーズ社には成長意欲の高い高学歴層の社員が入社しており、就活でベンチャーを考える上であなたに色々な視点をくれます。
主な利点をまとめました。
- 過去60,000名の就職支援をしてきたアドバイザーが専任で内定獲得まで個別サポート
- 多数の学生を見てきたアドバイザーが、受かるES、GD、面接ノウハウをこっそりお伝え(内定率が1.2倍になる面接対策プログラム)
- 大手企業のグループ会社、企業向けサービスで高いシェアを誇る安定企業など様々な優良企業
- 多数の企業人事とつながりがあるため、特別推薦枠も多数
ベンチャーを探すときに合わせてやるべきこと

自分がベンチャーに向いているのかをチェック
ベンチャーで働いて強く思ったのは、やはりベンチャーには向いている人と向いてない人がいるということです。
向いていない人がベンチャーに就職してしまうと、実力もつかなければ転職もしにくい環境になってしまいその後のキャリアがハードモードになってしまいます。。。
そうならないためにも、まずは自分がベンチャーに向いているのかどうかの傾向を掴んでおきましょう。下記の3つのツールが便利です。全て無料です。
実際に自分もやってみましたが、無料とはいえ質は結構高いです。それぞれ解説します。
適職診断MATCH(マイナビ)
MATCHの元となるテストは1984年に導入され、その後20年以上にわたって蓄積された人事データベースを持っています。非常に豊富なデータベースを持っているからこそ、あなたの適性を客観的に割り出すことができるというのが特徴です。過去に300万人の就活生が受けたテストです。

テストを受験すると、あなたに向いている業界や職種の提案がなされます。

就活生であれば、マイナビは既にアカウント登録している人が多いので、新たに登録等の手間がかからないのはいいですね。
キミスカ

キミスカはスカウトメールが届く逆求人型の就活サイトですが、無料登録後に行える「適性検査」の評判が良いです。特に逆求人は要らないという人でも、適性検査だけでも受けておくと良いでしょう。
キミスカの適性検査のいいところは、労力をそこまでかけずに性格診断と職種適正がわかる点です。他にもセミナーや検査などはありますが、10分ほどで完了する手軽さは素晴らしい。
キミスカの適性検査は今まで受けた中で1番的確だった
— Ш 県系 ー 光軍 (@p_ymgt0809) June 20, 2019
キミスカの適性検査もよかった、虚偽回答傾向とかも出るしこの2つで大分自分の強みとか整理出来たきがする(´ω`)
— mihiro* (@korirakku) March 19, 2018
受験すると、こんな感じの結果が得られます。
性格だけではなく、仕事に対する価値観もわかります。

他にも、職務適性やストレス耐性など全部で9つの項目から詳しい自己分析ができます。繰り返しですが、診断は10-15分ほどでできるので、かなり手軽ですね。
AnalyzeU+(Offer BOX)

こちらもキミスカと同じく逆求人のサービスで、適性検査に力を入れているのでぜひ活用すべきです。質問数が多い(全部で250問、所要時間は30分程度)のですが、違った角度から職種がわかります。
AnalizeU+は社会で働いていく上で求められる力を⼤きく2つ(社会⼈基礎力、次世代リーダー力)に分類し、適性診断結果を基に適性を測定しています。
社会人基礎力はこんな感じ(他にも「考え抜く力」「チームで働く力」の2項目があります)。
次世代リーダー力はこんな感じ(他にも「周囲を牽引する力」「高め合う力」の2項目があります)。

一番右の列を見てもらうと、自分の強みの箇所には「★」が付いていますよね。これが他の人と比べるのではなく、あなたの特徴を表しています。
自分一人で強みがないと何時間も悩んでいるより、このサービスを使って30分でサクッと強みを客観的に分析してもらう方がコスパよいかなと思います。
大企業も見てみる
絶対大企業に行きたい!と言う人も、まずは食わず嫌いをせずに一旦両方見てみることをオススメします。
それで違うなって思ったらもう大企業だけに絞ればいいだけ。リスクないですよね。
実際就活が終わってから多くの先輩たちが「もっと幅広く企業を見ておけばよかった、、」と後悔しています。何事もやった後悔よりやらない後悔ですね。。

今日から五連勤。
今更就活ちゃんとやっとけばって後悔してる。
それか、第1希望に備えてもっと準備しておくべきだった。
今の所は、合わないし、つまんないし、好きになれないことばっかり。
無理やり仕事させるように頑張ってるだけ。
嫌だなぁ。また、発注数とかでグチグチ言われんだろーな。うぜぇ— kisaragi@新卒辞めたい (@MurayamaToru) October 31, 2019
就活の心得。大手内定者はベンチャーも本気で見ておくと良い。ベンチャー内定者は大手も本気で見ておくと良い。今の内定先が本当に良いのかは誰も分からない。その為、最後の最後まで動き続けておいたほうが良い。私はかつて大手から内定もらいベンチャー見ずに後悔した一人。
— 中村一之@CXOバンク (@CXOBANK) July 10, 2019
では今日のまとめです。
- ベンチャーの情報がよくまとまっているサイトは下記3つ
- 自分に合ったベンチャーを見つける作業は社会人との対話が必要。就活エージェントを利用しよう。オススメはキャリアチケット
- そもそも自分がベンチャーに適性があるのかどうかを調べよう。オススメは下記の3サイト