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ベンチャーから大企業へは転職できないと言われてるけど、それ嘘です

今日は次のような悩みをもつ方向けの記事です。

ベンチャーから大企業って転職難しいのかな。どうやって転職するんだろう

世の中では、ベンチャーから大企業に入るとか無理ゲーだと言われてます。確かに誰でも転職できるほど簡単ではありませんが、全然無理ではありません。

実際に私も27歳の時に社員15人のベンチャーの営業職から東証一部上場企業の企画職に転職してますし、周りでも何人も事例をみてます。

ベンチャーにいるとついつい大企業批判のポジションを取る人がいますが、実際問題ベンチャーには向き・不向きがあるのは事実。

今ベンチャーで働く人でも、大企業に転職した方がカルチャーフィットして成長できるかもしれません。自分が合っていない会社で働き続けるのは誰も得しません。

この記事では、実際に僕がベンチャーから大企業に転職した経験を踏まえて、下記の内容を解説します。

  • ベンチャーから大企業に転職する事例が多い2つの背景
  • ベンチャーから大企業に転職するメリット・デメリット
  • 大企業に転職の際に気をつけるべき3つのポイント
トニー
トニー
この記事を読むことで、今働いているベンチャーから大企業に転職すべきかか、大企業に転職する際のポイントが何かがわかります!

ベンチャーから大企業への転職が増えている2つの背景

大企業がベンチャー企業出身者を採用する事例は多くなってきました。理由は次の2つ。

  1. そもそもベンチャー企業へいく人材が増えた
  2. 大企業側がベンチャー企業出身者を採用する必要が増えた

1.そもそもベンチャー企業へいく人材が増えた

そもそもベンチャー企業へ行く人材が増えていることがあります。

例えば、資金調達をしたベンチャー企業は2017年で1,362社いるようです。

2018/11/22時点での東証一部上場企業の数は2,114社。大企業の半分以上ベンチャー企業が資金調達している一定評価されたベンチャーだと思うと、結構多いですね。

ベンチャー企業も人をどんどん雇っていきますし、最初は中途採用市場で経験者をとることがほとんどですから、ベンチャー企業の数の増加に伴ってそこに就職する人の絶対数が増えていることが予想できます。

また今では東大京大などの一流大学卒の優秀な学生が新卒でベンチャーを選ぶというケースも徐々に出てきていますので、ベンチャーで働く人 = 一部の変わり者・リスクをとっている人ではなくなってきました。

現に僕の京大卒の友達でも、三菱商事やマッキンゼーなどの大企業を辞めてベンチャー企業に転職する例を何人も知っています。

2.大企業側がベンチャー企業出身者を採用する必要が増えた

2つ目の理由は大企業がベンチャー企業出身者を必要とするシーンが増えたからです。

大企業はこれまでオフラインの事業を中心にして規模を拡大した会社が多いですよね。しかし今やITが関わらない業界はありません。

いざITに絡めた新しい事業を立ち上げようとしても、これまでやったことがないので社内に対応できる人材がいません。なので、他社から知見のある人材を中途で採用する流れになります。

  • 自社HPから集客をできる人材が欲しい→Webディレクターが必要
  • 自社製品をSNSを使って海外の人に販売したい→SNSの広告運用やマーケティング担当者が必要
  • 会社全体のデジタルトランスフォーメーション(DX)をしたい→ITコンサルタントなどDX経験者が必要

IT系に強い人材はベンチャー企業に多くいるので、ベンチャーからの出身者が採用されるケースが多くなる、という背景があります。

トニー
トニー
次の章では、ベンチャーから大企業に転職するメリットとデメリットを整理します!

ベンチャーから大企業に転職するメリット・デメリット

メリットは下記の3つです。

  • 特定のスキルを磨くことに専念できる
  • 優秀な人が多い環境
  • 多角的な視点から物事を考える機会が多い

【メリット】特定のスキルを磨くことに専念できる

ベンチャーに比べ、大企業では自分のミッションがはっきりしているので、特定のスキルを磨きやすい環境になっています。

逆にベンチャーでは、会社の成長のために必要だと思えば、今自分がなんの役職であるかは関係なく行動する必要があります。

社長だって営業するし、メンバーだって新規事業開発をします。

【メリット】優秀な人が多い環境

大企業は社員数が多い分、確率論的に優秀な人がいる可能性が高いです。

もちろん自分の部署にいるかどうかは別ですが、社内には必ず他部署からも噂されるような優秀な人材がいます

自分次第で、その人にアプローチして話を聞いたり相談に乗ってもらうことができるので、そのような環境は貴重です。

【メリット】多角的な視点から物事を考える機会が多い

大企業では決裁をとるのに複数レイヤーの承認が必要です。確かにスピード感は落ちますが、その分自分だけでは思いつかない色んな視点を得ることができます。

自分一人だとMECEに考えきれてなかったり、打ち手がショボかったりするので、フィードバックを受けられるという意味で大企業は良い環境です。

逆にデメリットは次の通り。

  • 物事を進めるスピード感は遅くなる
  • 何も考えなくても仕事が回ってきてしまう

【デメリット】物事を進めるスピード感は遅くなる

多角的な視点での検討とのトレードオフですが、何人ものチェックを挟む関係でスピード感は遅くなってしまいます。

ベンチャーから転職をすると、そのスピード感の遅さに苛立ってしまうかもしれません。

しかしこれは仕方のないことで、大企業の場合は1つの意思決定が与える影響範囲がベンチャーに比べて大きいので、それだけ慎重に検討をする必要があるだけです。

【デメリット】何も考えなくても仕事が回ってきてしまう

また、大企業でのほとんどの仕事は完成された仕事のオペレーション業務です。なるべく早く効率的に仕事を回していくことが求められるでしょう。

すると「仕事を生み出す視点」というのはなかなか持ちづらくなってしまいます。

ベンチャーから大企業に転職した感想【実体験】

実際に私もベンチャー企業から大企業に戻ったのですが、ベンチャーと大企業の共通点/違う点を身にしみて感じています。

共通点:活躍できる人はどこに行っても活躍できる

両方で働いてみて思ったのは、どんな環境でも活躍できる人は活躍する、ということ。なのでまずはこのような無双状態を目指すべきです。

どこでも活躍する人の特徴
  • 自分の役職だからといってやるべき仕事の範囲を限定しない
  • 「この仕事はこうあるべき」という強いビジョンを持っている
  • スピード感を持って取り組む
  • 周りの上司や同僚を巻き込んで1人ではできない成果を残す

こういう人は、ベンチャーだろうが起業しようが成功する確率高いだろうなと思います。

相違点:意思決定のプロセス

一方で、意思決定のプロセスはやっぱり違うなあと思いました。

ベンチャーでは最終的には営業マネジャーだったのですが、メンバーの時から何か新しいことをするときに役員に許可を求めることはなく、自分で判断をして実行するように言われていました。

一方、大企業では何かを決める時には「決めるプロセス」を決めてから何度もミーティングを重ねて関係部署とのすり合わせが必要です。なので必然的に検討から実行までのスピードは遅くなる。

しかし、今の会社だと、自分が決定した戦略が、3,000人ほどの営業マンの行動に影響すると思うと、優先順位として分析の緻密さ>結論を出すスピード感」というだけかと納得してます。

もちろん「深く」「早く」検討をするのが一番ですが、会社の規模によって優先順位が変わるというだけです。

トニー
トニー
ベンチャー・大企業で求められる能力をまとめると下記の通りです
ベンチャーで求められる能力

  • とにかく早く自分で行動をすること
  • 周りに頼らずに自分で意思決定をしていくこと

大企業で求められる能力
  • できるだけ手戻らないように深く周りの影響事業へのインパクトを分析をして考えること
  • 多数の利害関係者を一つのゴールに向かうことを通じてまとめること

ベンチャーから大企業に転職するときのポイント

これまで見たように、ベンチャーから大企業に転職するケースは増えてきています。

しかし簡単に転職できるという訳ではありません。転職の際のポイントを下記にまとめました。

  • 何か1つ実績を残してから転職する
  • 中途入社の割合が多い企業を選ぶ
  • 入社後は、仕事の進め方はまずは入った企業のやりかたを真似る

何か1つ実績を残してから転職する

実績はどの転職でも有利に働きますが、ベンチャーから大企業への転職であればなおさら実績を残しておいた方がいいです。理由は次の2つ。

  • 大企業のようなハロー効果(※)が使えないため
  • ベンチャーは探せば成果をすぐに出せそうな余地がたくさんあるため

※ハロー効果:社会心理学の用語で、ある対象を評価する時に、それが持つ顕著な特徴に引きずられて他の特徴についての評価が歪められる現象。「あの人は大企業に入ったんだからある程度能力があるはずだ」のような感じ。

中途入社の割合が多い企業を選ぶ

大企業に転職しても、その企業でうまく馴染んで成果を出せなければ転職した意味がありません。

大企業の中には、中途入社者の割合が少なく転職した人が肩身の狭い思いをする環境があるところもあります。

なので中途入社の割合が多い企業選んだ方が活躍しやすいでしょう。その方が周りも中途入社者の扱いに慣れているためです。

入社後は、仕事の進め方はまずは入った企業のやりかたを真似る

ベンチャーでは仕事のやり方が決まっておらず自分次第の部分が多いですが、大企業はすでに仕事の仕方が決まっているところがほとんど。

そこで最初から我流を出しても周りと仕事が進めにくくなるだけです。

まずは「郷に入れば郷に従え」で会社のやり方に従いつつ、徐々に自分のオリジナリティを出していくのがポイントです。

まとめ|ベンチャーから大企業への転職は早めに判断すべき

最後に、自分自身の経験から皆さんに1つだけアドバイスをさせてください。

ベンチャーから大企業への転職を考えているなら、次の2通りしか道はないと思っています。

  1. 圧倒的に誇れる成果を出して、実績を引っさげて転職
  2. (今も今後も成果がでなさそうなら)今すぐに転職

煽りみたいになってしまって恐縮なのですが…これが事実です。

大企業に勤めていると「あと1,2年様子を見て転職しようかな」と言って転職活動をしても、”大企業”の看板があるので実績問わずある程度は選考してもらえます。

ただ、ベンチャーに勤務していて目立った実績がない場合「この人はベンチャーで何をしてたんだろう…」と企業側から見られてしまいます。

採用側もベンチャー経験者に期待するのが「高い当事者意識を持って成果をあげた実績」だからです

しかし、成果をあげられるかどうかは会社の状況・マーケット環境・チームメンバーの能力などによって左右され、自分次第だけではないのが難しいところ。

なので成果を出せそうにないと思ったなら、ベンチャー在籍歴が長くならないうちに早めに転職活動をする方がベターになります。

トニー
トニー
後から後悔しないように、転職する・しないに関わらず、エージェントを通じて情報収集だけでも早めに動いておくことをオススメします!

行動するかどうかを決めるのも最終的にはあなた次第。ぜひ納得のいくキャリアを歩むための最適な行動を選択されてください!

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