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ベンチャーで身につくスキルを紹介するけど、スキルより大事なことがあるよ

こんにちは。トニー(@lesson_now)です。

私は前職のベンチャーで約2年間働き、最後は事業責任者をやっていました。今は大企業にいます。

今日はベンチャーへの転職を考えている人向けに、次の2点を解説します。

  • ベンチャーで身につけられるスキル
  • ベンチャーで活躍するためのスキルよりも大事なこと

ベンチャーで身につくスキル

ベンチャーで身につけることができるのは、例えるなら「無人島でサバイバルできるような力」です。

もし何か特定の分野のスキルを身につけるためにベンチャーに行きたい!と思っている人がいたら、

それは間違いなく大企業に行ったほうがいいです。

ベンチャーで身につくのは、具体的には次の3つのスキルです。

  • スピード感を持って仕事を進めるスキル
  • 何事も自分ごとと捉えるスキル
  • 何もない状況からもなんとか形にするスキル

一つずつ説明しますね。

スピード感を持って仕事を進めるスキル

ベンチャーでは多少荒くても、とにかく早く仕事を進めることが良いとされます。

ベンチャーはそもそもが短期間で高いレベルの成果を出すことを投資家からも求められている企業がほとんどなので、「まあゆっくり1年かけて様子を見よう」みたいな雰囲気ではありません。

常に前月、前年を大きく上回り続ける成績が求められるので、競合他社よりも早く実績を出して市場のシェアを取ることが至上命題です。

そのような中で働いていると、自分でお客さんと商談をまとめてきたり自分でコードを書いてプロダクトを作ってしまったりする方が評価されます。

営業でも、後から経営幹部に

そんな話、事前に聞いてないけど?

と言われても

いや、このお客さんは今すぐ値引きしてでも契約しないと競合に契約奪われそうだったので、自分で判断しました

という方が評価される世界です。

そうすると、「スピードが命。1日でもはやく仕事を進める。」という能力が身につきます。

何事も自分ごとと捉えるスキル

ベンチャーでは大企業と違って、一人一人の役割が曖昧です。

僕も前職のベンチャーで働いていた時には、大企業で当てはめると4部署くらいの役割を兼務していました。

それは僕が特別なわけではなく、ベンチャーは人がいないので兼務をしないと回らないという実態があります。

また、「それはXXさんの仕事だから私は関係ありません」というスタンスは全く許されません。

問題が起きたらそれが自分に関係がなかったとしても、全員で解決をして前に進んでいくことが求められます。

そうする中で、何事も自分だったら問題を解決するために何ができるかを考えるようになります。

何もない状況からもなんとか形にするスキル

私も大企業からベンチャーに転職してびっくりしたのですが、会社の体制やルールなどが全く整っていません。

また、会社に安定的な利益をもたらす事業もいくつもあるわけでもありません。

そんな中で、「今ある事業を拡大しつつ、新しい柱となる事業を1から作ってね」というのが基本的に全員に求められます。

そうすると、何もないところからなんとかビジネスの形にすることが嫌でも求められます。

全くつてがないけど、XX業界のセミナーに行ってみるか
セミナーに行ったらXX社の○○さんがどうやら業界のキーマンらしい

という具合に、だんだんと話が進んでいきます。これは誰から教えられた訳でもないのですが、自然に「なんとかする」力が身につきます。

これら3つはベンチャーで働いていると否が応でも必要となってくるスキルです。でも経営幹部に近いところで実際にベンチャーで働いた経験からすると、ベンチャーで活躍するにはスキルよりも大事なことがあります。

実はスキルよりも重要なこと

自分自身のマインドセット

大企業での仕事がボクシングだとしたら、ベンチャーはストリートファイトです

社内のルールなどなく、とにかく事業を作り上げて売上を上げてきた奴が偉いです。

また、環境もなかなかにカオスです。具体的にいうと僕がいた15人くらいのITベンチャーでは、次のような感じでした。

  • 研修は一切ない
  • 自分から聞かないと誰も何も教えてくれない
  • 自分は何をすべきかを社内の人に聞いてもわからない
  • 一緒なチームの人も、来年には一緒に働いているかどうかわからない
  • 入社時には会社の中核事業だったが、翌年には窓際部署になっている

そんな中活躍するためには、「どんな環境でも何があっても他人のせいにせず、絶対に結果を出す」という意思がとても大事です。

外資系のコンサルティングファーム出身です。パワポやエクセル得意です

というだけの人はほぼ意味がなく、とにかく早く1円でも多く稼いでくることが最も重要です。

ベンチャーのカルチャーに自分が合うかどうか

また、そのようなカルチャーに自分が合っているかどうか、も活躍するために必要な条件です。ちなみにこちらの記事でも述べていますが、私はベンチャーは合わなかったと思っています。

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私はベンチャーに入った後順調にポジションも上がって行き、入社2年目で年間数億円の1つの事業の責任者になっていました。

なので、一応活躍はしていたのですが、それでも自分がベンチャーに向いているとは思いませんでした。

  • 実際にビジネスのことを考えるのが好きで好きでたまらない人
  • 仕事をやってるのが趣味みたいな人
  • 何としても実現したい世界があるビジョナリーな人

などであれば、多少のカオスな環境でもやっていけます。

でも、大抵の人は当てはまらないと思いますので、基本的には多くの人はベンチャー向いてないと思います(もちろん、向いてないけどチャレンジしたい、はあり得る)。

ベンチャーで身につけたスキルはどう活きるのか

私は2年間働いたベンチャー企業を辞めて、現在はIT系のメガベンチャーで働いています。

実際ベンチャーで身につけたスキルやスタンスは、いま結構役に立っています。

大企業の中では意思決定が早いほうだと思いますが、それでも分析や検討に平気で2,3ヶ月をかけるような会社です。

またその場その場で判断できることも、何かと会議体にして検討するので、物事を進めるスピードは早くはありません。

その中で人よりも早く形にしてくると、それだけで周りとの評価の差になります。

大企業で得やすいスキルとベンチャーで得やすいスキルの違い

こちらの記事でも述べているのですが、ベンチャーと大企業では身につけやすいスキルに違いがあります。

ざっくりいうと、

  • 大企業で身につけやすいスキル:深い思考力、タスク計画力
  • ベンチャーで身につけやすいスキル:当事者意識、スピード感

という感じです。

これはベンチャーで身につくスキルの方が高度だとか偉いとかそういう話ではありません。

その人がいまのタイミングでどんなスキルをつけたいのか次第です。

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良いベンチャー企業の選びかた

ベンチャー企業にも「良いベンチャー」「「悪いベンチャー」があります。

  • 仕事を進めるスピード感は早い
  • 圧倒的当事者意識が身につく
  • 何もない状況からも形にする経験を積むことができるよ!

とは言うものの、

  • 薄給激務
  • 社長がただやりたいことを無理な納期で実現させられる
  • ただひたすら泥臭い営業をさせられるだけ

だったら行きたくないですよね。

こちらの記事で良いベンチャー企業の見分けかたを書いているので、参考にして見てください。

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自分はベンチャーに向いているのかどうか

繰り返しですが、ベンチャーには向き不向きがあります。

今大企業にいるなら、大企業に務めながらベンチャーがどんな感じかを知るためのサービスがあります。

気になる人はまずはハードル低いことから行動してみると良いでしょう。

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どこでベンチャーを探したらいいのか

ベンチャー企業はIT、Web系の事業をやっていることが多いので、エンジニアの求人にも強いエージェントだと案件数が多いです。

次の2つのエージェントは、元々エンジニア専門の転職エージェントでしたが、最近では営業やコーポレート部門などのビジネスサイドの募集もやっているのでオススメです。

また、転職が初めての人は大手の総合系の転職エージェントも登録しておいた方がいいです。

なぜなら、転職が初めての人は、

案件を見てもどれがいいのか見分けがつかない

そもそも転職の軸が決められない

という問題に直面するのですが、自分の成績だけのことを考えているエージェントに当たってしまうと、

こいつは転職慣れてないから、強く言えばあの会社に転職させることができるな

という風に、あなたが転職初心者であることにつけこんで、エージェントに都合がいい会社ばかりを紹介してきます。

すると行きたくもない会社に転職することになってしてしまい、あなたのキャリアに傷がつくことになります。

そうならないように、転職のノウハウを丁寧に教えてくれるエージェントも登録しましょう。

中でもイチオシなのはパソナキャリアです。パソナキャリア転職初心者にもとても丁寧に接してくれるので、転職が初めての人・転職しようかどうか迷っている人は登録マストです。

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最後に~本当にベンチャーに行きたい?~

ベンチャーで身につけるスキルというのは、あまり定量的に評価できるようなわかりやすいものではありません。

「公認会計士とか中小企業診断士のように、わかりやすい資格があった方が安心だなあ

という人は、大企業の方が向いている可能性が高いです。

それでもベンチャーにチャレンジしたい、という人は、ベンチャー企業に転職してみるのも良いでしょう。

ただ、ベンチャーは思っているより一部の人にしか向かない環境です。

今はベンチャーに行く奴が能力が高くかっこいい、見たいな風潮がありますが、「自分にとって本当にベンチャーに行く選択肢が正しいのか」を問うべきです。

もしも迷っているなら、自分一人で考えて決断する前に転職エージェントに相談することを強く勧めます。僕はそれをしなくて後悔しました。

どうかここまで読んでいただいたあなたには、後悔する選択をして欲しく有りません。ぜひ他の記事でもベンチャーの実態を書いているので、納得のいく情報収集をして決断していただけることを願っています!

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20代の転職で登録すべきエージェント

20代での転職は、初めての転職であることがほとんどだと思います。

  • 今の仕事は辛いけど、辞めるなんで逃げている見たい
  • なんのスキルもついてないのに、次の仕事に行っても何もできないんじゃないか
  • せっかく新卒で入った会社なのに、すぐに辞めるなんて非常識だろうか

 

でも、実は悩んでいるのはあなただけではありません。

転職エージェントは、あなたの会社の状況、あなたと近しい年代のキャリアについて、客観的なアドバイスをくれます。無料なので使わない手はありません。

実際私も20代で2回転職しており、実際に自分が使って良かったエージェントだけを紹介しています。よければご覧ください。

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