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優良?ブラック?ベンチャーの見分け方を元採用担当が解説する

今日は次のような悩みを持つ人向けの記事です。

ベンチャーへの転職を考えてるけど、優良ベンチャーとブラックベンチャーの見分け方を知りたいなあ

僕は新卒で入った大企業を辞めてベンチャーに転職した際に、見分け方を知らずに選んでしまいました。

僕と同じ失敗をしないように、ベンチャーを見極めるポイントをお伝えできればと思います。

優良?ブラック?ベンチャーの見分け方のポイント7選

ベンチャーの見分け方を7つのポイントにまとめました。優良かブラックかの定義は個人の考え方によるので難しいのですが、、ブラックを下記の通りに定義して話を進めます。

ブラックなベンチャー:ビジネスモデルがイケてないのであまり稼げず、長時間労働の割には個人としても成長しないような会社

1.ビジネスモデル

ビジネスモデルについて難しく考える必要はなく、「顧客に提供している価値は何で、どこから利益を得ているか」を知ることが重要です

高度な分析とかは必要なく、toC向けサービスを展開しているならまずはそのサービスを実利用して見ましょう。またSNS等で利用してるユーザーの声を収集してみましょう。

toB向けのサービスは個人が利用するのは難しいので、会社のHPなどにあがっているサービス紹介動画でイメージを膨らませるのもいいですね。

もし僕がよりリアルな情報を取りに行くなら、その業界で働いている友人にランチを奢って教えてもらいます。また、最近はベンチャーのビジネスモデルを図解で解説している本もあるので、これらを活用して情報収集しましょう。

世の中に情報は溢れているのですが「情報収集スキル」は個人差がかなりあると思います。狭い世界の情報だけで意思決定して失敗しないように、幅広く情報収集しましょう。

なぜビジネスモデルの見極めが重要かと言うと、会社として稼げる力がなければベンチャーで働く旨味が少ないからです。

稼げない事業で働いていると、

  • 自分自身の成長実感も得られない
  • 優秀な人材が回されず、同僚も優秀ではない
  • 事業への投資額も少ないので、何か仕掛けようと思っても打ち手が限定される

という感じでいいことがありません。

2.会社規模

2,3人のベンチャーなのか、20人のベンチャーなのか、200人のベンチャーなのかで会社の雰囲気や自分の仕事内容は全く異なってきます。

ざっくりですが、従業員の人数規模ごとのベンチャーの様子は次のようなイメージです。

【従業員:2,3人】

ほぼ創業メンバーとして迎えられ、役割分担などほぼない。社長でも営業したり開発したりするフェーズ。例えば事業の立ち上げなら、「売れるプロダクトを考えて、設計して、値段も決めて、販路を開拓して、実際に営業して、顧客のサポートもして、足りない営業マンは自分で採用する」という感じ。

【従業員:10~20人】

2,3人よりはまだチームがあるが、まだまだ組織化はされていない。同じことをやる人がチームに2,3人はいるけど、それぞれが別のミッションを担い1人で動くことが多い。全社員で合宿とかも全然まだできる。

【従業員:100人~】

100人以上:組織化がされ中間管理職もできてチームが複数ある。とはいえまだ全社員を集めて社長がメッセージとかはできる。隣の人が何しているのかわからない状態。会議体も必要。営業ならsalesforceのようなツールが必要。

自分が「ベンチャーで働きたい」と思った時に上記のイメージをしておきましょう。ここを間違うと「自分が働きたかった環境ではなかった」と後悔してしまいます。

3.離職率

社員がどのくらいで入れ替わっているのかを知ろうとすることは重要です。さすがに自分で調べるのは難しいので、ベンチャーに詳しいエージェントに聞くのがいいでしょう。

社員みんなが長くい続ければ良い、短いサイクルだからダメだという話ではありませんが、短期間に大量の人が辞めていく組織は黄色信号と思った方がいいです。

会社によっては「大量に採用して大量の仕事を与えて、90%の人は潰れるけど10%のやりきった人だけを残して昇格させる」と言う人材育成(?)制度を取っているところもあるから気をつけましょう。

4.役員や幹部社員のバックグラウンド

幹部社員のバックグラウンドによって会社の雰囲気や制度は左右されます。

大学時に起業して、新卒で就職せずにそのまま会社を経営しているベンチャーと、大企業を渡り歩いて独立して起業しているベンチャーでは、会社の雰囲気などがやはり異なります。

実際に自分で会社に行ってみるのが一番ですが、やはり成長しているベンチャーは、幹部に大企業出身者が入っているケースが多いです。

ベンチャーでも、自分たちのお客さんは大企業になったりするので、大きな組織がどのようなロジックで動くのかを深く理解している人が内部にいるかどうかは、会社の成熟度合いや強さに影響を与える印象があります。

5.資金調達額

techcrunchなどのベンチャー界隈のニュースサイトでは「XXが●億円を資金調達!」という記事を見かけますよね。

資金調達額は、その会社のビジネスモデルや組織が資本市場で期待をされている一定の目安になるので、事業の将来性としては優良なベンチャーが多いと思います。

for Startups社が運営するSTARTUP DBでは、各社の最新資金調情報がみれるので興味がある業界の分だけでも見ておくと良いです(以下、2020/2/20時点でのデータ)

6.社長が目指している世界

最近は社会課題解決型の事業を運営するベンチャーが多くなってきています。

特定の領域の社会課題に関心がある方は、このようにピンポイントで狙うのもありです。

一方、特にどの事業ドメインでもOKという方は、事業内容は社長が描くビジョンを達成するための手段なので、翌年にはガラッと変わっている可能性もあることを覚悟しましょう。立ち上げ期のベンチャーであればなおさらです。

インタビュー記事などでその会社がどのような社会の実現を目指しているのかをチェックしましょう。

トニー
トニー
僕もベンチャーに転職するとき「新規事業の責任者募集!」という求人をみて面接を受けたのですが、入社時にはその事業から撤退していました…

7.実際に働いている人の感想

ここまでは比較的ネット上で調べれば出てくる情報も多かったのですが、実はそれだけでは足りません。

ベンチャーは大企業と比べて、口コミサイトなどの情報もあまり多くないため、実際に働いている人に話を聞くのが一番リアルな情報を得れます。

そう言われてもベンチャーで働いている知り合いがそんなに多くないけど…

という方は、軽く会社見学をするくらいのノリでベンチャー企業を訪問できるサービスがあります。下記でまとめているのでご参照ください。

関連記事:仕事を辞めずにベンチャーの雰囲気を知れる3つの方法

パターン別のオススメベンチャー

でもベンチャーを見分けるのって不安ですよね。。そこで不安別に「こんなベンチャーがいいのでは」というのを独断でまとめました。

  • ベンチャーが倒産するのではないかと不安
  • 自己成長はしたいけど、長時間労働を避けたい
  • 自分がベンチャーで活躍できるか不安

ベンチャーの倒産が不安な人

勤務先の倒産は不安ですよね。でもベンチャーのような環境で働きたいという場合には、メガベンチャー一択かなと思います。

大企業のように資本力があるので安定している一方で、新しい事業をどんどん仕掛けていき若手も多くエネルギッシュな環境があるので、大企業とベンチャーの良いとこどりですね。

長時間労働を避けたい人

特定の業界を避けて企業選びをすることで長時間労働を回避できる可能性が高まります。

openworkの調査によると、業界によって残業時間の長さが異なります。長時間労働を避けたい場合には、ランキング下位の業界を中心に見てみると良いかもしれません。

出所:openwork 残業時間に関するレポート

あるいは社長自らが効率的な働き方をすることを公言しているような会社もあります。

例えば最近だと、TECH::CAMPを運営する株式会社divのマコなり社長が公開してるワークルールでは、自らも生産性を上げることを公言してますし、社員の生産性を上げる具体的な項目を提示してます。

参考記事:職場の生産性を劇的に上げるまこなり社長のワークルール

活躍できるか不安

自分が今いる業界の企業をクライアントにしているベンチャーにいくのが一つの手です。

例えば、あなたが今いるのが製造業だとしたら、製造業の業務効率を上げるサービスを提供している会社に転職するとか(一例で、下記はA1A株式会社が提供する”見積査定業務支援クラウドサービス”)。

ベンチャーを立ち上げている人も、元々自分がいた業界での不を感じて起業している人も多くいます。

例えばクラウド会計ソフトのfreeeの佐々木大輔CEOは、googleで中小企業をクライアントにしていた頃、彼らのバックオフィス業務(会計、労務、給与計算など)が非生産的であることを課題に感じて創業しています。

今の業界にいるからこそわかる課題があるはずなので、その課題を実際に経験して感じている、というのはベンチャー企業に入社した後も強みになります。

改めてまとめると下記の通り。

  • 倒産が不安→メガベンチャー一択!
  • 長時間労働を避けたい→生産性が高い業界や会社に行く!
  • 活躍できるか不安→今の会社が属する業界のベンチャーに行く!

まとめ|最大の失敗要因は一人で判断すること

ここまでベンチャーの見分け方を紹介してきましたが、、ぶっちゃけ個人で見分けるのは難しいです。

失敗しないベンチャー選びをしたいという気持ちはとてもわかります。僕もそうでした。

僕は転職サイトを見て自分で応募をして転職活動をしたのですが、正直「事前にちゃんと見分けられなかったな」という後悔があります。

一人で転職サイトを眺めていると、どの会社も面白そうでやりがいがありそうな事業内容に見えてしまい、比較がうまくできなかったのが原因です。

自分もそうならないようにするにはどうすればいいんだろう…
トニー
トニー
自分の失敗経験からすると、それを避けるためには内部事情に精通しているエージェントを味方につけることが必要不可欠です

エージェントを使うとブラックなベンチャーを避け、優良ベンチャーを見分けられる理由は下記3点です。

  • 理由①:エージェントは定期的にベンチャーの人事と連絡を取っているので内情について詳しい
  • 理由②:入社後にすぐ退社をするとエージェントも儲からない
  • 理由③:ブラックな企業を紹介するとエージェント会社の評判が落ちる

理由①の「内情」というのは、例えば次のようなことです。これらを企業ごとに把握しているので、求職者の情報をみたときにマッチング率の高いベンチャーを紹介できます。

  • どのポジションの人材が急ぎ必要か
  • どのようなスペックの人材が必要か
  • その人はどのような働き方をすることになるのか

理由②は、多くのエージェントが「長期で活躍する人材を紹介する」インセンティブが働きます(入社後に半年以内に退職したら、紹介料の半額を返金など)。よって、あなたにフィットしない会社を紹介すると自分たちの儲けが減ってしまうのであまりやりません。

理由③は、そのままですね。ブラック企業を紹介するエージェントだと悪評が立つと長期的に商売ができません。

トニー
トニー
このように、転職エージェントを活用することでブラックなベンチャーを極力避けることができます!

もちろんエージェントに丸投げしてしまうのはよくありません。ハズレのエージェントに当たる可能性もあるので、自分の中で仮説を持って話を聞くのが大事です。

上で紹介した見分け方を参考にしつつ、独力に頼らずに転職エージェントをうまく活用することか優良ベンチャーへの転職のコツです。

トニー
トニー
転職サイトと転職エージェントをどう使いこなしていいかわからないという方はこちらの記事で解説しています!

では本日のまとめです。

  • ベンチャーを見分けるポイントをベースに、まずは自分で手を動かして調べる
  • とはいえ個人の感覚だけで選ぶのは失敗の元。転職エージェントを活用してマッチング率の高いベンチャーを見つけよう

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今すぐに転職を考えていなくてもエージェントに登録をしないと損する理由

皆さんは、次のように思っていないでしょうか?

  • まだ今の仕事で学べることがあるから、転職は考えていないからエージェントには登録してない
  • 転職は興味はあるけど、エージェントに登録するほどでもないかも
  • エージェントに登録すると、面談を受けろとしつこく勧誘されるから面倒臭い
  • エージェントに登録をしなくても、自分で探せる

もしこう考えて、転職エージェントに登録をしていないならば、あなたはキャリアで損をしている可能性があります。

転職エージェントは、転職をしようと思った時に登録をするものではありません。むしろ今の仕事に真剣に取り組むためにも、転職活動をする前から登録をしておくべきものです。

僕は直近で転職意向がなくても、1年に1回は信頼できるエージェントと面談し下記内容を話しています。

  • 直近の転職マーケットの動向
  • 自分が今の会社で身につけているスキルが、他企業からはどう評価されているのか
  • 今後フリーで働いていく為にはどのようなスキルを身につけておけば良いか

転職のみならず、仕事で成功を収める人は、常に自分の取り組んでいる仕事が外部からどのように評価をされるのかを知っています。

実際私も20代で2回転職しており、実際に自分が使って良かったエージェントだけを紹介しています。ぜひご参考にしてください。

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