こんにちは。トニー(@lesson_now)です。
前職ではベンチャーの採用担当だったのですが、今は大企業に転職している私が、今自分が第二新卒だったら受けたい勢いのあるベンチャーを紹介します。
*紹介する職種は、ビジネスサイド(営業、カスタマーサポート、企画、コーポレートなど)です。
ズバリ、オススメはこの5社
まずは結論を先に述べます。
以下は全てfor Startups社のstartup DBから引用しています。ベンチャーキャピタルからの投資を受けているベンチャー企業を調べるにはかなり有益です。
Fintech系【メタップス】
ビジョンである「世界の頭脳へ 」が示すようにスマホ向けリワード広告ネットワークである「metaps」を日本ではなくアジアから事業展開をするなど、非常にグローバル展開に積極的な企業であり、2017年時点ですでにロンドンやサンフランシスコを含む全世界に8拠点を構えている。
Webマーケティング系【プレイド】
2011年に元楽天の倉橋健太氏が設立をしたスタートアップ。2018年4月までに33.5億の調達に成功をしている。
事業領域はデジタルマーケティングであり、2018年現在の主力事業はCX(顧客体験)プラットフォームの「KARTE」である。このサービスは、リアルタイムで来訪者の性別や年齢、名前や過去の訪問回数といった情報を知る事ができ、その情報によって一人ひとりに沿った接客をWeb上で行う事が出来る
シェアリングエコノミー系【ソウゾウ】
2015年メルカリ100%出資の子会社として設立。2018年4月より原田大作氏が代表を務める。
現在、ノールック買取サービス「メルカリNOW」、レッスンをCtoCでやりとりする「teacha」、ブランド品専用のフリマアプリ「メルカリ メゾンズ」、シェアサイクル「メルチャリ」などのサービスを運営している。
インバウンド系【Payke】
琉球大学に入学後、19歳で貿易業・EC事業を立ち上げた経験がある古田奎輔氏が2014年11月に沖縄で設立した企業。
主に商品バーコードをスマートフォンでスキャンするだけで、商品情報を7ヶ国語表示するインバウンド向けアプリ「Payke」の開発・運営を行う。 95%以上が訪日客を中心とした外国人ユーザで、2018年8月現在でアプリのダウンロード数は約70万件、132ヵ国の約340万人に利用されている。また、同社は物販・商品開発のコンサルティングなども行う。
介護系【エス・エム・エス】
2003年創業。後藤夏樹氏が代表取締役社長を務める。事業内容として、ヘルスケアマーケットにおいて、「高齢社会に求められる事業領域を、介護、キャリア、事業開発、海外の4つに定義し」、IT中心の情報インフラサービス事業を展開。「高齢社会の情報インフラ」を目指す。
また、上述のヘルスケアの領域にとどまらず、マーケットの需要と社会貢献性という観点から、経営支援、教育、人材(広告・派遣・紹介)、EC、リフォーム、食、予防、専門家コミュニティ、ヘルスケア系メディア、金融といった、多種多様な領域にビジネスを展開する。
この6社を選んだ背景
伸びている市場/変化のある市場に行ったほうがチャンスがある
資金が集まるので、新しいことが次々できる
伸びている市場にはヒトモノカネ情報の全てが集まってきます。特に「カネ」の力は大きく、色んな新しい事業への投資がしやすい環境です。そうすると新しいポジションができるので、若くして職に就くチャンスが多くなります。
チャンスが大きいので優秀な人も集まる
伸びている市場には「ヒト」も集まってきます。これまで他の会社で活躍していた社員が、もっと大きな成長ができる環境を求めてベンチャーに転職してきます。そのような若くて優秀な人たちと近い距離で働くことで、自分自身の成長の速度も上がります。
社会の不可避なトレンドなので、その会社を離れても需要がある
ベンチャー企業が生き残るためにもっとも重要なのは「タイミング」です。1年早すぎても顧客が変化についていけませんし、1年遅すぎても既に競合他社に先手を取られています。
今後日本に起こる社会の変化はざっとあげるだけでも次のようなものがあります。
- 人手不足による生産性の向上の必要性
- 2020年東京オリンピック・その先に向けたキャッシュレスへの移行
- ハイスペック端末の価格の低下、5Gなど通信環境のイノベーションによるメディアのあり方の変化(活字から動画へ)
- 訪日外国人客数の増加
- 日本の超高齢化による介護職の労働力確保/介護現場のロボット、テクノロジーによるアップデート
上で紹介した会社は、「今まさに解決が必要な」それぞれ社会の課題に対して、先手を打っているため事業が拡大しているわけです。
絶対やっちゃダメなベンチャー選び
どんなベンチャーがいいかは人それぞれ、と言ってしまえばそうなのですが、これだけは第二新卒のベンチャー選びでやっちゃNG、というものがあります。
2,3人の創業期は止めとけ
これはリスクが高すぎるのでやめておいたほうがいいです。そもそもベンチャー企業は1年後にその会社自体が潰れている/全く事業が伸びない、という方が普通です。
また、このように超少人数の環境では、他の会社で実績や実力を積んできた人でないとなかなか活躍できません(目安社会人5,6年目以降)。
実際、そのフェーズではベンチャー企業側もプロフェッショナルを求めています。理由はシンプルに、第二新卒をとって育成する余裕が1ミリもないから、入った初日から高いパフォーマンスを出す社員以外は不要だからです。
とりあえずのザッピングはやめとけ
例えばベストベンチャー100とかwantedlyの記事を見たらアイキャッチ画像でピンときたとか、もうそういうのはやめましょう。
なんとなくキラキラするからどれもよく見えちゃうんですよね。
それは新卒のときに「どの大企業がいいかなあー」と言って視野狭くフィーリングで意思決定してたときと同じです。
みるべきポイントは?
という疑問に答えます。
同じ第二新卒が活躍してるところにしろ
第二新卒を取るのは初めてです!というところよりも、これまで第二新卒を採用してきて、その人たちが一定活躍して、要所のポジションについているかどうかを確認しよう。
会社のHPやからある程度のことは確認できます。それでももっと知りたければ、wantedlyや転職エージェントを通じてカジュアルに面談を申し込んでみるといいでしょう。
どの職種で募集しているか見極めろ
ベンチャーの求人をみるときには、注意した方がいいワードが有ります。これらがあるからその求人が悪い、と言ってるわけではありませんが、変に心躍らせられないように注意。
- アカウントプランナー → 要は営業
- セールスコンサルタント → 要は営業
- 社長直下でのプロジェクト → 数ヶ月でプロジェクトが頓挫する可能性有
- 立ち上げメンバー → 立ち上がらない可能性有
- マネージャー候補 → つまり全員
ベンチャーって潰れるんじゃないの?
と思う人は下の記事をご一読下さい。結論としては【リスクはある】ですが、世の中なんでもリスクはあるので、「リスクをどう管理するか」を考える方が健全です。

ベンチャー入ったらもう大企業もどれない?
と不安な方は下の記事をご覧ください。そんなことは全然ないです。

いかがでしたでしょうか。ベンチャーへの転職で一番大事なのは、どのベンチャーに行くかではなく、「自分が本当にベンチャーに行きたいのか」「なぜベンチャーなのか」の方です。
もし転職が初めてなら、まずはその転職の軸を固めることからやらないと、後から本当は行きたくなかった企業に行く、なんてことになりかねません。
そうならないように事前に転職エージェントに相談することを推奨します(オススメ転職エージェントははダントツでパソナキャリアです)。

今すぐに転職を考えていなくてもエージェントに登録をしないと損する理由
皆さんは、次のように思っていないでしょうか?
- まだ今の仕事で学べることがあるから、転職は考えていないからエージェントには登録してない
- 転職は興味はあるけど、エージェントに登録するほどでもないかも
- エージェントに登録すると、面談を受けろとしつこく勧誘されるから面倒臭い
- エージェントに登録をしなくても、自分で探せる
もしこう考えて、転職エージェントに登録をしていないならば、あなたはキャリアで損をしている可能性があります。
転職エージェントは、転職をしようと思った時に登録をするものではありません。むしろ今の仕事に真剣に取り組むためにも、転職活動をする前から登録をしておくべきものです。
僕は直近で転職意向がなくても、1年に1回は信頼できるエージェントと面談し下記内容を話しています。
- 直近の転職マーケットの動向
- 自分が今の会社で身につけているスキルが、他企業からはどう評価されているのか
- 今後フリーで働いていく為にはどのようなスキルを身につけておけば良いか
転職のみならず、仕事で成功を収める人は、常に自分の取り組んでいる仕事が外部からどのように評価をされるのかを知っています。
実際私も20代で2回転職しており、実際に自分が使って良かったエージェントだけを紹介しています。ぜひご参考にしてください。
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