今日は次のような疑問を持つ人向けの記事です。
この記事では、20代で2回の転職をし、合計で15種類以上の転職サイト/転職エージェントを活用してきた僕が、下記内容を解説します。
- 転職サイトと転職エージェントの違い
- 転職サイトと転職エージェントのメリット・デメリットの比較
- 転職サイトと転職エージェントを使い分ける際のポイント
Contents
転職サイトと転職エージェントの違い
まずは一言でザクっと違いを説明します。
- 転職サイト:求人や転職体験談が見れる。求人に自分で応募もできる
- 転職エージェント:エージェントに直接サポートがもらえる
これだとイメージがつきにくいと思うので、実際の転職サイトや転職エージェントの事例を使って具体的に説明していきます。
転職サイトの具体例
転職した人の約8割が使う、有名なリクナビNEXTを例にとって見てみます。
メインの機能である求人検索は、次のような画面で条件を入れて探します。他にもジャンル別の求人がまとまっているので、自分にあった求人をすぐに探せて参考になります。
履歴書の書き方や面接対策に関する関するノウハウを見れたり、
年収診断や自分の強みを発見するための診断ができます。
そして企業ページに行くと、「応募画面に行く」というボタンがあるので、ここから自分で応募することができます。

企業側から提示される質問(多くの場合は今の仕事の内容)に答えて応募完了です。
\転職者の約8割が利用/

転職エージェントの具体例
では次に転職エージェントの例です。こちらはパソナキャリアを例にとって説明します。
まずはパソナキャリアの公式HPから無料登録をします。メールアドレスや氏名住所など基本情報を入力。
次に、履歴書と職務経歴書をアップロードします。手元にないという場合は、下記のようなフォームから情報を入力です。
そして面談の予約をすると、次のようなメールが来ます。
そして転職エージェントとの面談です。自分が転職をしたい理由や、希望する企業について話をします。
面談が終わると、フォローアップのメールがきます。「この担当者は自分と合わないな…」という場合でも、担当変更を申し出ることができるので安心ですね。
そして数日後に、下記のように求人の案内がメールできました。僕は新卒で入った会社が大手不動産会社なので、不動産関連の求人案件を紹介してもらっていました。
また、自己分析のサポートや面接対策もしてもらえます。
僕は自己分析のやり方を学びたかったので「自己分析セミナー」に参加しました。参加後は、セミナーの内容を踏まえて再度エージェントとの面談をすることで、より転職で達成したいことが明確になりました。その後は、パソナキャリアの公式ページにもあるように、企業への推薦と、面接対策、年収交渉などのサポートをもらいつつ、無事内定までフォローしてくれるという流れです。

転職サイトと転職エージェントのメリット・デメリットを比較
それぞれの得意分野を表にしてまとめると次の通りです(◎:めちゃ得意、○:まあ得意、△:苦手)
項目 | 転職サイト | 転職エージェント |
手軽さ | ◎ | △ |
求人数 | ◎ | ○ |
面接・書類対策 | △ | ◎ |
交渉(年収、勤務時間など) | △ | ◎ |
入社手続きフォロー | △ | ◎ |
手軽さ
転職サイトは5分ほどあれば登録が完了します。そしてすぐに豊富な求人や転職ノウハウのコンテンツが見れます。
一方で転職エージェントは、登録→面談日程を調整→面談→企業に応募、、とステップが多いですね。
そのため、手軽さの観点では転職サイトが圧倒的に良いです。
求人数
求人数についても、転職エージェントはあなたに合った求人を厳選して紹介してくれるため、見れる企業数には限りがあります。
一方で転職サイトは、何十万もの求人から希望する条件を入力して見るので、かなり多くの企業に触れることができます。
そのため求人数の観点から言っても、転職サイトの方が上回っています。
面接・書類対策
面接対策・職務経歴書や履歴書の添削などの書類対策は、逆に転職エージェントの方が優れています。
転職サイトでもノウハウがまとまっているので文字ベースで見れるのですが、「じゃあ自分の場合はどうしたらいいのか?」という疑問が出てくるのが普通です。
そうなった時に、転職エージェントはあなたの状況に応じてマンツーマンでアドバイスをくれるので、万人に対して情報が書かれている転職サイトより価値が高くなります。
交渉(年収、勤務時間など)/入社手続きフォロー
年収や勤務時間の交渉・入社手続きフォローについても同様です。
転職サイトにはノウハウは書かれていますが、やはり自分の場合はどうしたらいいのかを直接アドバイスをもらえるのは転職エージェントならでは。
転職サイトと転職エージェントを使い分ける際のポイント

転職サイトと転職エージェントはどちらがよく使われているのか?
マイナビの調査によれば、転職の時に転職サイトと転職エージェントを使っている人の割合は下記の通り。

「転職サイトと転職エージェントを両方使っている人」が29%と最も多く、次に「転職エージェントのみ使っている人」が多いようです。それぞれに長所があるので、両方登録する人が多いのは納得ですね。
転職サイトと転職エージェントの使い分けのポイント
- 転職活動のイメージを膨らませるため → 転職サイト
- 具体的な面接対策や書類添削などをするため → 転職エージェント
先ほどもみたように、転職サイトは手軽に登録ができ、エージェントとの面談もないので自分の好きなペースで転職の情報を眺めることが特徴です。
一方で、具体的な転職活動(求人応募、面接対策、書類添削など)は、自分一人でやろうと思うと難易度が高いので、転職エージェントに依頼をする方がコスパがいいです。
オススメの転職サイトと転職エージェントは?

転職サイト
先ほどもお伝えした通り、転職サイトは「自分のペースで情報を見る」使い方が適しています。とすると、情報量が多いサイトが価値が高いサイトだと言えます。
オススメは、この記事でも紹介したリクナビNEXT。
圧倒的な求人数に加えて、リクルートは転職支援実績No.1なので、転職ノウハウがどの会社よりも蓄積されています。

転職エージェント
転職エージェントについては、下記の記事でまとめているのでぜひご覧ください!
【20代転職】ここだけは外せない!20代向け転職エージェント3選
対応が丁寧で、転職初心者の不安を解消してくれるパートナーになること間違いなしです!
また、ベンチャー企業への転職を考えている場合のオススメエージェントについては、下記の記事でまとめているので合わせてご確認ください!
ベンチャーへの転職にオススメの転職エージェント【元採用担当目線】
まとめ|転職サイトと転職エージェントは使い分けが良い
これまで見てきたように、転職サイトと転職エージェントは、それぞれの強みがあるので両方使うのがベスト。
この記事でそれぞれの違いをご理解いただけたかと思います。いずれも利用は無料なので、まずは登録をして実際に使いやすいかどうかを試してみることをオススメします^^
では今日のまとめです。
- 転職活動のイメージを膨らませるためには、自分のペースで情報が見れる転職サイトが良い
- 一方で、具体的な面接対策や書類添削などをする場合は、あなたに合ったサポートがマンツーマンで受けられる転職エージェントが良い
- 転職経験者はサイトもエージェントも両方使っている人が最も割合として多い。とりあえず無料なので登録してみて使いごごちを試してみよう
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今すぐに転職を考えていなくてもエージェントに登録をしないと損する理由
皆さんは、次のように思っていないでしょうか?
- まだ今の仕事で学べることがあるから、転職は考えていないからエージェントには登録してない
- 転職は興味はあるけど、エージェントに登録するほどでもないかも
- エージェントに登録すると、面談を受けろとしつこく勧誘されるから面倒臭い
- エージェントに登録をしなくても、自分で探せる
もしこう考えて、転職エージェントに登録をしていないならば、あなたはキャリアで損をしている可能性があります。
転職エージェントは、転職をしようと思った時に登録をするものではありません。むしろ今の仕事に真剣に取り組むためにも、転職活動をする前から登録をしておくべきものです。
僕は直近で転職意向がなくても、1年に1回は信頼できるエージェントと面談し下記内容を話しています。
- 直近の転職マーケットの動向
- 自分が今の会社で身につけているスキルが、他企業からはどう評価されているのか
- 今後フリーで働いていく為にはどのようなスキルを身につけておけば良いか
転職のみならず、仕事で成功を収める人は、常に自分の取り組んでいる仕事が外部からどのように評価をされるのかを知っています。
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