転職でリクナビNEXTは使うべき?便利な機能や効果的な使い方を紹介

転職活動・選考対策
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今回は「リクナビNEXT」の評判口コミや使い方を解説します。

実際に僕も過去に2回転職する中でリクナビNEXTを使いましたが、さすが転職エージェント最大手のリクルートキャリアが運営するだけあって、求人数や情報量はダントツでした。

他にもリクナビNEXT独自のサービスや機能もあります。

ただ、リクナビNEXTではできないこともあるので、リクナビNEXTも使った効率的な転職活動のやり方を紹介します。

リクナビNEXTを使う前の前提知識

前提:転職サイトとエージェントとの違い

リクナビ NEXTの詳細な説明に入る前に、1つだけ前提として「転職サイトと転職エージェントとの違い」を説明させてください。

ざっくり言うと、下記の通りです。

  • 転職サイトは一人で情報収集
  • 転職エージェントはプロについてもらってマンツーマンで対策

詳しい違いは下記の表の通りです。

項目転職サイト転職エージェント
求人自分のペースで求人が見れるが、
自分で探す必要ある。
転職のプロが自分に合った求人を
紹介してくれる。
情報転職体験談・転職ノウハウなどの
情報がサイト上に豊富にある。
エージェントによってサイト上の
情報量はまちまち。
ただし、個別に企業ごとの情報や
面接のアドバイスを貰える。
サポートマンツーマンでの面接対策や
職務経歴書の添削などのサービスはない。
マンツーマンで面接対策や
職務経歴書の添削をしてくれる。
場所Web上で完結。アポイントを取ってWeb面談、
もしくは来社して対面での面談が必要。

それぞれ得意・不得意なことがあるので、基本的には転職サイトと転職エージェントの併用をオススメします。

 

リクナビNEXTでできないこと

リクナビNEXTは転職サイトなので、上で述べたとおり下記の4つはできません。あらかじめ出来ないことを把握した上で利用しましょう。

キャリア相談

あなたのキャリアについて相談できるような相手はいません。ただ一方的に他の人の転職事例を見られるだけです。

確かに情報量は多いのですが、「結局自分の場合はどうすればいいのか」「そもそも転職したほうがいいのか」などを自分で考える必要があります。

 

求人紹介

スカウト機能(後述)がありますが、あなたに合った求人を厳選して提案してきてくれる訳ではありません。

結局は自分が興味がある範囲でしか検索できないので、自分が思っても見なかったけど適正がある職種や企業に出会うことはできません。

 

履歴書や職務経歴書の添削

経歴を入力するだけで簡単に職務経歴書を作成できる素晴らしいサービスがあるのですが、正直それをそのまま提出するとレベルが低いです。

転職エージェントとは異なり、書かれた内容に不備がないか、書類選考の合格率を上げるような書き方に改善できないかとアドバイスをくれる訳ではありません。

職務経歴書の書き方次第で、書類の通過率も変わってくるので、ぜひとも職務経歴書は他の人の添削を受けておきたいところです。

 

面接対策

面接対策の情報はたくさん載っていますが、こちらも転職エージェントとは異なり、実際に模擬面接をして面接通過率を上げるような対策を一緒にとってくれる訳ではありません。

また、企業ごとの面接対策や選考通過のポイントを教えてもらえるわけでもありません。

 

なお、転職エージェントを利用すればこれらのサービスを受けることができます。

基本的には転職サイト(リクナビNEXTがオススメ)と転職エージェントを複数組み合わせて転職活動を進めていくのが、転職成功の近道です。

 

また、実は自分が思っている市場価値と、他の人から見た市場価値は違うことがあります。

転職のプロである転職エージェントなら、自分で考えている以上のアドバイスをもらえることが多々あります。

トニー
トニー

自分一人で考えていても解決しないことが多いので、まずは相談できる相手(転職エージェント)を確保しておくことをオススメします。

おすすめの転職エージェントも紹介しているので、興味があれば見てみてください。

 

リクナビNEXTの便利な機能

次に、リクナビNEXT独自の便利な機能を紹介します。これらは転職エージェントにはないリクナビNEXTの強みですね。

 

グッドポイント診断

転職活動には自己分析が欠かせません。人にはそれぞれ強みがありますが、自分では客観的に把握しづらいものです。

会員登録することで受診できるグッドポイント診断は、リクルートキャリアが持つ独自のノウハウを活かして開発した本格診断サービス。

無料なのにかなり質が高いので、グッドポイント診断をする為だけにリクナビNEXT登録してもいいくらい。

 

18種類の中から、あなたの強みを5つ診断してくれます。実際に僕もやってみたのですが、結構精度が高く自己分析の参考になりました。

診断結果はリクナビNEXT経由での応募時に添付できるので、企業側に自分の強みが伝わりやすい工夫もあります。

 

スカウトメール

先ほどリクナビNEXTには求人の紹介はないと言ったのですが、職務経歴などを記載しておくことで企業や転職エージェントからスカウトが来るようになります。

下記は転職エージェントからスカウトが来ている画面です。

職務経歴や希望条件を登録しておくだけで、企業側からのアプローチを受けることが可能です。

意外にも自分に適性がある仕事が見つかったり、今と同じ職種でも条件のいい求人が見つかったりすることもあるので、今は未だ転職意向が低い人でも自分の可能性を広げる機会として活用できます。

トニー
トニー

「スカウトメールとかそんなに来ないでしょ…」と僕も思ってましたが、これまでの経歴なども登録しておくと意外と来ますよ!

 

職務経歴書を簡単作成

転職活動をする際に必須な書類は「履歴書」と「職務経歴書」ですが、職務経歴書は初めてなので何をどう書いていいのかわからないですよね。

そこで便利なのがリクナビNEXTの職務経歴書作成機能。

プロフィールや職務経歴を入力すると、入力内容に従って自動で履歴書と職務経歴書が作成されます(※スマートフォンの場合は職務経歴書のみ)。Wordでダウンロードすることもできるので、修正を加えたりして企業に提出できます。

 

リクナビNEXTアプリ

リクナビNEXTにはアプリもあるので隙間時間で転職活動ができます。

希望の条件を入力すると、条件にあった会社が見られます。また職務経歴書を登録しておくと企業側からオファーが来ているかどうかも確認できます。

 

このように、リクナビNEXTには独自の機能も多く、全て無料で利用できるので、とりあえず登録しておくことをオススメします。

 

リクナビNEXTを実際に使った人の評判

オリコン満足度ランキングを基に、評判を集めてみました。いい評判が多いですが、当然感想は人それぞれなので、悪い評判もありました。

リクナビNEXTの良い点

求人件数が多かった上に希望勤務地なども探しやすく、見やすいページだと思いました。また、求人内容の情報も豊富で知りたかった項目が上手くまとめられている点に満足でした。

応募をする際に、面接の希望日を事前にサイトから送れたので手間が省けました。また、簡単な履歴書もサイトで送ることができるのが便利だと思いました。

やはり圧倒的に求人数が多いことがメリットとして感じている人が多いようですね。あとは、サイト上で完結するのが便利と感じている人もいます。

次にネガティブな点も紹介します。

リクナビNEXTの悪い点

職種、希望勤務地を設定したものの、違う職種、希望勤務地とは違う企業の案内が何回もあり、不要なメールの受信がやたらと多かった。

仕方ないですが、掲載されている企業によっては掲載情報の内容が少なく、どんな会社なのか不安に感じる会社があった。

たくさん連絡が来て面倒だったり、掲載内容にバラツキがあって知りたい情報が完全に分かる訳ではなかったりする、と言うのがネガティブな意見ですね。

トニー
トニー

これらの悪い点は、転職エージェントを併用することで解決できます。

 

また、注意したいのが、リクナビNEXTは求人数は多いですが、その分ブラック企業が混ざっている可能性も高くなります。

しかも、求人の内容を見ただけではブラック企業のものだと判断できない場合が多いです。勤務時間が求人票と違っていた、なんてことはザラにあります。

トニー
トニー

条件面だけ見て良さそうだと判断し、転職に失敗するような事態は避けたいですよね。

なので、ブラック企業は除外した求人を紹介してくれる転職エージェントも併用することをおすすめします。

 

リクナビNEXTと合わせて登録しておくべき転職エージェント

転職エージェントの中には、ブラック企業でもいいから、とにかく紹介数を伸ばして利益を伸ばそうとしている悪質なエージェント会社もあります。

それを避けるためにもおすすめの転職エージェントを選びましたので、紹介します。

おすすめ転職エージェント一覧【無料】

★複数に登録しておくと転職成功率がアップします。

リクルートエージェント

リクルートエージェントの特徴は、なんと言っても求人数の多さ。日本一の求人数を誇ります。一般の求人サイトには掲載していない非公開求人も10万件以上あり。

様々な職種、年齢、勤務地に対応しており、転職した者の2/3は一度は登録しています。

豊富な転職支援実績データに基づく選考サポートが手厚く、履歴書作成から面接準備まで転職のプロがサポートしてくれるので、登録しておいて損はありません。

カウンセラーの対応も迅速なので、働きながら転職活動をするのにうってつけのエージェントです。

LHH転職エージェント

LHH転職エージェント年収アップしている人多数!キャリアアップを目指す人向けの転職エージェントで、外資系、法務・経理などの管理部門、第二新卒などの転職に特に強いのが特徴です。

世界でもTOP3位に入る人材会社のアデコグループが運営しており、細かなカウンセリングによる高いマッチング精度が売り。

普通のエージェントは転職者と企業側の担当が分かれているところ、LHH転職エージェントは1人で転職者と企業側を担当しています。そのため、企業カルチャーとの相性まで見極めることが可能です。

エージェントは各専門職種に精通しているため、他のエージェントにはできなかった専門的なことまで相談できます。

doda

dodaは、転職者満足度No.1、人材紹介会社に関するポジティブな口コミ数でNo.1を獲得しており、職種ごとの多種多様な求人を保有しています。

求人数もリクルートエージェントに次いで多く、非公開求人を含めて約10万件。大手企業から中小やベンチャー企業まで幅広い求人を持っています。

履歴書、職務経歴書だけでは伝わらない人柄や志向を企業に伝え、選考通過を後押ししてくれるなど、転職成功のサポートも万全です。

転職活動に失敗したくない人や、次こそは長く働ける職場を探したいと考えている人などにおすすめです。

アデコ転職エージェント

アデコ転職エージェントは、日本で37年以上の人材事業を運営している実績があります。

人気の事務職や営業の求人に特に強く、一般事務や経理事務、総務事務や英語を活かす事務系の求人が多めです。他にも、IT系や広報・マーケティングの求人などもあります。

他の大手の転職エージェントと比較すると求人数は少なめですが、やはり求人数が少ない事務職に強いのが魅力的です。事務未経験でもOKな求人もあります。

ただし、特に事務職は人気なので、20代~30代前半ぐらいまででないと求人が見つからない可能性もあります。

何はともあれ面談してみないと分からないので、まずは相談してみましょう。平日の遅めの時間帯も面談可能です。

マイナビAGENT

マイナビAGENTは、20代からの信頼がNo.1の転職エージェントです。

熱意のある担当者によるサポートも評価が高く、中小企業や第二新卒のための独占案件の多さに定評があります。

転職サポートについては、職務経歴書のブラッシュアップや模擬⾯接はもちろん、利⽤回数や期間に制限なく転職相談をすることが可能です。

また、関東圏・関西・東海地方の求人が豊富で、20~30代向けのベンチャーから大手まで優良企業の求人を保有しています。

 

まとめ|リクナビNEXTはとりあえず登録しておくべき

このように、日本最大手で数々の実績があるからこそ提供できるグッドポイント診断などの便利なサービスが無料で受けられたり、転職活動には必須の職務経歴書が簡単に作成できたりするのは魅力的ですね。

スカウト機能で勝手に求人が送られてくるので、今はそれほど転職を考えていなくても、いい求人が見つかれば転職することもできます。

 

とはいえ、特に

  • なにから始めていいのかわからない
  • そもそも転職しようかどうか迷ってる

というような方は、個別に相談できるようにリクナビNEXTと合わせて転職エージェントを利用することで、転職成功の確率を上げることができます。

どちらも無料で利用できるので、利用しない理由がありません。

1歩ずつ着実に転職活動を進めていきましょう。

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