今日は次のような悩みを持つ人向けの記事です。
以下では下記を解説します。前職のベンチャーでは営業マネジャーだったので、実態に沿った内容でご紹介できるかなと思います。
- ベンチャーでの営業の実態
- ベンチャーで営業に向いてる人の特徴
- ベンチャーの営業に転職するための方法
Contents
ベンチャーでの営業ってどんな感じ?

まずはざっくりベンチャーの営業がどんな感じかを解説します。
1人の目標が会社に及ぼす影響が大きい
大企業では、1人の成績が悪いからと言って会社が潰れたり対外的な評価が落ちたりすることはありえません。でもベンチャーだとそれが良くも悪くもあり得ます。1人の大型受注がベンチャーの経営を救うということも実際に経験しました。
また、営業マン個人としても、会社の売上を上げる人が1,000人のうちの1人なのか、20人のうちの1人なのかによって、全然気持ちの入り方が違います。
他の部署との距離が近い
規模がまだ小さい分いろんな部署の人と仲良くなれます。また、社員同士の交流を促す会社も多く、僕の前職でも「シャッフルランチ」といって別部署のエンジニアなどと一緒にランチに行き、その分の費用が会社負担になるという取組をやっていました。
また、自分が単に決まった商品を営業するだけではなくて、サービスを作る側の方とも普段から関わり合えるのはめちゃくちゃ面白いです。
自分で考えられる打ち手が多い
ベンチャーの営業は、大企業と比べて少人数で行うので、営業が決められる範囲が大きくなります。例えば、今期で1億円の売上を作る必要がある、となった時、
- このままクライアントにテレアポ→訪問を続ける?
- イベントにブース出展する?
- クライアントの紹介キャンペーンをやる?
- そもそも価格改定をする?
などなど、打ち手を0ベースでみんなで議論して考えるので、ただ単に決まったルートを飛び込みで訪問し続けるという営業よりも何倍もやりがいや面白みがあります。
ベンチャーでの営業の種類は?

ざっくり次の3種類に分けられるかなと思います。
- インサイドセールス
- フィールドセールス
- CS(カスタマーサクセス)
順に解説します。
インサイドセールス・フィールドセールス
これはセットの概念なので一緒に説明します。
- インサイドセールス:社内で電話やweb会議システムを使って営業する
- フィールドセールス:クライアント先に直接訪問して営業する
インサイドセールスの中にも、アポイントをとるまでをやって実際の訪問はフィールドセールスにバトンタッチする、というパターンもあれば、インサイドセールスでアポ取得~商談~クロージングまでをやるパターンもあります。
web商談システムで有名なbellface社は、社内でクロージングまで行いますし、Salesforce社はインサイドセールス=アポインター、フィールドセールス=商談~クロージング、と役割を分けています。
CS(カスタマーサクセス)
- CS:受注後にクライアントが自社サービスを使って成果を出すまでサポートする
サポートと言っても、単にクライアントから「このシステムの操作方法がわからない」という問い合わせに答えるだけではありません。
クライアントに十分にサービスを活用してもらうことで、更に上のプランへのアップセル(※)や、他の自社サービスのクロルセル(※)の役割を担っているので、営業的役割を担っています。
※アップセル…同じ商品でより上位のプランを購入してもらうこと
※クロスセル…自社の別の商品やサービスを追加購入してもらうこと
ベンチャーで営業に向いてる人は?

正直、ベンチャーの営業には向き不向きがあります。営業マネジャー時代にチームメンバーをみて実際に痛感しました。
その中でも、「こういう特性がある人は向いているかも」と思う事例をあげます。
試行錯誤が苦では無い人
ベンチャーには、営業マンを育てるための社内研修や決まった営業の型がないので、「どのようにすれば売れるのか」を自分で考え見つけ出さなければなりません。
だから、自分で思考錯誤してやるのが苦ではない人が向いてるなと思います。
逆に言えば、「営業の方を教えて欲しい」というスタンスなら大手の営業強い会社目指した方がいいです。今別の会社で営業のイロハをある程度学んだ人にとっては、自分で決めれる自由度が高いのでベンチャーに転職するとより営業が楽しくなるでしょう。
自分の頑張りで組織が拡大する過程を肌で感じたい人
先ほどの繰り返しですが、ベンチャーは規模が小さい分、自分が残した成果が良くも悪くも会社の業績に直結します。
だからこそ、自分の成果で会社が大きく成長するというやりがいもあります。その成長を肌で感じたい人には、ベンチャーの営業はかなり向いているなと感じます。
ベンチャーで営業職につくためには?

まずは転職を今すぐ考えていなくても、求人募集中のベンチャーを知るためにまずは転職サイトに登録しておくことを強くオススメします。
それには明確な理由があります。いま営業をしている人は、次のようなことで悩んでいませんか?
- ノルマがきつい
- 上司が無能でやってられない
- 扱っている商品に競争力がなく、価格競争に巻き込まれてる
- あるいは、どれだけ営業マンがサービスできる次第になっている
僕自身、大企業にいた時には目の前の仕事が嫌すぎて、会社に行く前に蕁麻疹が出てました。。そんな辛い状況の時には「人生には今の仕事だけではない。他の選択肢もある」と思えてることが精神衛生上とてつもなく重要です。
だから、転職を考えていなくて、まだ現在の仕事を頑張ろうと思う人でも、転職サイトに登録をしておくことが有効なのです。
転職は逃げと言われますが、そういう人の言うことは基本的に無視してOK。上司が転職を止めてくるのは、あなたの将来を心配しているのではなく、自分の評価が下がることを心配しているだけです。あなたのキャリアを真剣に考え選択できるのはあなた以外の他に誰もいません。
✅「いつかやろう」の「いつか」は一生来ません。
ちょっと煽りみたいになっていますが、今の職場に不満がある以上、「今この瞬間」に行動しないと状況が勝手に改善することはないです。
転職サイトの登録はたったの5分で完了します。5分で将来の自分のキャリアを明るくするためにも、ぜひ登録することをオススメします^^

本日のまとめです。
- ベンチャーの営業は会社の規模が小さい分、自分の裁量が多くエンジニアとの距離が近くて、大企業とは異なるやりがいがある
- ベンチャーの営業に向いているのは「試行錯誤が苦ではない」「組織の拡大を肌で感じたい人」
- まずは転職サイトに登録をして、ベンチャーでの営業職がどのような種類があるかを知るべし

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皆さんは、次のように思っていないでしょうか?
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- 転職は興味はあるけど、エージェントに登録するほどでもないかも
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