今日は次のような悩みを持つ人向けの記事です。
ベンチャーって赤字だけど運営大丈夫?
大丈夫な理由は本当にシンプルで、お金を借りているから。理由はこれだけ。
普通の会社では、赤字だったら銀行はお金を貸してくれません。しかし、ベンチャーが成功(上場や売却)した場合のリターンが大きいので、お金を貸す側もリスクをとって投資をします。
ベンチャーは短期間で急激な成長をすることを目指しており、大きな売上を作るためには初期投資が必要です。
- サービスを開発するエンジニア
- 販売するためのマーケター、営業
- 新卒、中途採用担当、総務などのバックオフィス
このように、事業を創り運営するには数多くの人手が必要ですよね。
立ち上げ初期の給料はそれほど高くないですが、社員を5人雇ったら50万円×5人=250万円が毎月キャッシュアウトします。1年だと250万円×12ヶ月で3,000万円ですね。
ちなみに上記は全て人件費なので、下記のような費用は別にかかってきます。
- TVCMやwebでプロモーションを打つ
- オフィスを借りたり、PCやプリンターなどの必要備品を購入する
- 営業活動のためのパンフレットを作成したりイベントへ出展する
これらの全てを初期の売上だけでカバーするのは不可能なので、投資家からお金を借りるわけです。
お金を借りる先はいくつか種類がありますが、
- ベンチャーキャピタル
- 銀行
- 個人投資家
とかです。
※借りる元によって資本政策の特徴は異なりますがここでは割愛です
赤字でも大丈夫なベンチャーとは
「お金借りてるからずっと大丈夫なの?」というと勿論そんな訳はありません。
当然資金が尽きたらゲームオーバーです。その前に売上を上げないといけませんし、立たないなら追加で資金調達を行わなければなりません。
手元資金が尽きたら試合終了なのは、大企業もベンチャーも個人のお財布も一緒です。経済の原則。
逆に言えば、現時点で赤字でも大丈夫なベンチャーは、次のどちらかです。
- 資金が尽きる前に、売上で回収できる見通しが立っている
- 資金が尽きる前に、追加で投資家から資金調達をする準備がある
例えば2018年6月に上場したメルカリ。上場時点では赤字です。それは投資家たちが将来この会社が大きな売上を作ることを想定しているので、投資フェーズだと位置付けているからですね。
潰れたらどうなる?
じゃあ潰れたらどうなるの?という疑問があるかなと思いますが、潰れたら潰れたで別にそれだけです。どうということはないかなと。
創業者は借入金の連帯保証人としての責任や、自己破産手続きなど大変ですが、、多くの従業員にとってはたかだか転職すればいいだけの話。
勤務先が潰れたからという理由だけで転職に不利になることはありません。というより、勤務先が順調であろうが倒産してようが、転職者自身の市場価値が高いかどうかだけが重要なので、自分が成長してさえすればOKです。
というイメージがあるかもしれませんが、転職自体が一般的になっている今では、会社が潰れること自体にリスクはありません。
✅あなたがコントロールできないことはあなたの課題ではないです
そもそも会社が潰れた場合、それはあなたの責任でしょうか?
違いますね。創業者ですね。であれば、繰り返しになりますが、あなた自身がいつでもどこでも必要とされるような人材になるにはどうすべきか?だけを考えていればOKです。
「個人としての戦闘能力を高めるためにはどうするか」だけに頭と時間を使う方が、個人の生存戦略としては間違いなく良いです。
ベンチャーの赤字が不安なら大手に行くべき【結論】

という人はベンチャーへの転職はやめておきましょう。
大手企業は数十億、数百億円の利益を毎年作り上げているので、すぐに倒産しません。心配な方は大手企業に行った方が不安感なく仕事ができます。
ただ、大手企業でもずっと安泰な訳が無い、という時代であることはあなたも薄々感じているはず。
こんな不安を感じたことはありませんか。
- 先輩のキャリアを見て魅力的に感じない
- 給料の限界を感じる
- 誰もができるような調整毎の仕事ばかりで自分にスキルが身についている感じがしない
5年後10年後に自分がいざ転職をする時、マーケットで通用するような実力になっているかどうか、が重要です。
自分がやってみたい仕事ができた時に、そのポジションに応募するだけの実力はついているのでしょうか?
家族ができた時に今の会社でずっと給料をもらい続けられるのでしょうか?
✅僕も全く同じ悩みを抱えていました
新卒で入った大企業では仕事が面白くなく、会社としての意思決定もスピード感が遅かったので、早く自分がビジネスを創って運営できる力をつけたい!と思いベンチャーに転職しました。
結果としてベンチャーでは下記が得られたので転職してよかったと思ってます。
- 営業としての実力と実績(社内トップの営業成績)を得た
- 20代でマネジメント経験ができた
- ITに疎いド文系だったが、抵抗感がなくなった&業界の情報収集の仕方を学んだ
そして今務めるメガベンチャーに転職する実力もついたし、同時にベンチャーで学んだマインドセットを活かして副業も始め収入が安定してきました。
✅最後はあなた次第です
そうは言っても最後はあなた次第。そのまま今の会社でもう少し頑張るのも一つの手です。ただ1つ言えるのは、もし現状の仕事に不満があるならば、あなたが何かアクションをしない限り状況が改善することは100%ありません。
もしこの記事を読んでいただきベンチャーが少しでも気になるなら、転職サイトへの登録から始めることをオススメします。大きなことを成し遂げるには、小さな変化の積み重ね。まずは5分で終わるハードルが低いところから始めてみましょう。
実際に使って良かったオススメの転職エージェントを紹介するので、ぜひ1歩を踏み出してみてください。5分の投資が将来のあなたを大きく変える一歩となることを心から願っています。

今すぐに転職を考えていなくてもエージェントに登録をしないと損する理由
皆さんは、次のように思っていないでしょうか?
- まだ今の仕事で学べることがあるから、転職は考えていないからエージェントには登録してない
- 転職は興味はあるけど、エージェントに登録するほどでもないかも
- エージェントに登録すると、面談を受けろとしつこく勧誘されるから面倒臭い
- エージェントに登録をしなくても、自分で探せる
もしこう考えて、転職エージェントに登録をしていないならば、あなたはキャリアで損をしている可能性があります。
転職エージェントは、転職をしようと思った時に登録をするものではありません。むしろ今の仕事に真剣に取り組むためにも、転職活動をする前から登録をしておくべきものです。
僕は直近で転職意向がなくても、1年に1回は信頼できるエージェントと面談し下記内容を話しています。
- 直近の転職マーケットの動向
- 自分が今の会社で身につけているスキルが、他企業からはどう評価されているのか
- 今後フリーで働いていく為にはどのようなスキルを身につけておけば良いか
転職のみならず、仕事で成功を収める人は、常に自分の取り組んでいる仕事が外部からどのように評価をされるのかを知っています。
実際私も20代で2回転職しており、実際に自分が使って良かったエージェントだけを紹介しています。ぜひご参考にしてください。
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